無垢フローリングの床材質を部屋ごとに変えてみる

無垢フローリングにも、床材の材質にはいろいろな種類があります。

我が家の家の無垢フローリングは、ある場所に桐フローリングを使っています。

実はこの桐フローリング、柔らかいのでへこみ等の傷がつきやすい特徴があります。

でもその反面、桐フローリングはその傷跡を簡単に修復できるんです。

ご存知でしたか?

例えば桐フローリングの凹んだところに熱湯をちょっとかけます。

その上からタオルなどを置いておく。

すると不思議なことに、へこみが直るんです。

これは桐自体の材質に弾力性があることの裏付けなんですよ。

ただ、小さい子供がいる家庭では、たくさん傷ができてしまうのでなかなか元通りにはなりませんが…。

そんな傷は思い切って「思い出にする。」といったような割り切った考えも必要です。

我が家ではリビング等の傷がよく入りそうな場所は、メイプルや桜、ナラなどの固めの無垢材を使用しています。

でも、実は桐などの傷が付きやすいフローリングには、寝室など比較的落ち着いた場所に使用しているんですよ。

天然の素材は、使えば使うほど味が出ます。

その味は見た目にも美しさを感じさせてくれるし、複合フローリングよりかは奇麗だと思いますよ。

さらに美しく仕上げるコツ

無垢フリーリングのオイルやワックス塗装をさらに美しく仕上げるコツがあります。

キーワードはマスキングテープです。

その手順は次のとおり…

【ステップ1】
木地表面のゴミや汚れを綺麗に拭き取る。
フローリングの溝は、どうしてもゴミが詰まってしまいますよね。
地道な作業ですが、「つまようじ」などで掻き出しましょう。
この作業と同時に、前もってやっておくと便利な作業があります。
それはマスキングテープを貼っておくことです。
これで塗らない部分をカバーできます。

【ステップ2】
ワックスやオイルは必ず布に染みこませて木地にすり込むように薄く延ばすこと。
できるだけ薄くが肝心です。
塗りすぎると乾きが遅くなりますよ。

【ステップ3】
オイルなどは2回塗り程度で十分な艶だしができると思います。
余った表面の余分なオイルやワックスは乾いた布で拭き取ることが重要なんです。

【ステップ4】
乾燥時間は季節によって異なることに注意してくださいね。
目安は24~48時間です。
夏場の暑い日などは、もっと早く乾きますよ。

ステップ1で紹介しましたが、マスキングテープはできるだけこまめに貼ることをオススメします。
地道な作業ですが、意外と便利なんですよ。

無垢フローリング、それは感動的な足ざわり…

最近、冷え込む時期になりましたね。

朝起きて、素足が無垢フローリングの床を踏む肌触りを”心地よさ”と感じる季節になってきました。

ここで「檜」について、少しご紹介します。

檜は杉などと並んで、とても柔らかい部類に入る床材です。

そのためキズは付きやすいです。

でも裸足で歩いた時の何とも言えない木の温もり…

これはたまりません。

寒い日でも檜の床がヒヤッとすることはありません。

また、ご存知の通り、檜には最高の芳香がありますよね。

新築時は部屋中にその香りがするだけで癒され、なんて人もいるくらいですから…。

檜フローリングの一番のメリットは外に建物の土台に使用するほどの「腐り難さ」があるということ。

この材質は間違いなく長持ちします。

檜の無垢フローリングは高価で、傷つきやすい…

でも、傷は覚悟してください。

それ以上に無垢フローリングには得られるものがあるからです。

ある建築士に聞いたことがあります。

「合板フローリングの傷は“傷”でしかありませんが、無垢材の傷は“味”なんです。その家庭の歴史なんです。」

この言葉どう思います?

何だか考えさせられちゃいますよね。

フローリングの種類と特徴

フローリングの種類と特徴を少し紹介します。

■複合フローリング

合板フローリングともいわれ、広く普及しているフローリングです。

合板の表面に薄く削った天然木の単板(突き板)を張ったもので、

その天然木の厚さは0.3~1㎜程度。

2~3㎜程度の高級品もありますが、合板として合わせた板厚は12~15㎜といいうのが一般的です。

この合板フローリングの一番の特徴、

それは「強い」ということ。

また、色味や機能(傷への強さや遮音性など)、価格のバリエーションが豊富で、施工しやすいというメリットもあります。

また、単板(突き板)の厚い方が、溝も深く木目が鮮やかなので見栄えはいいです。

でもその見栄えの秘密は、光や照明のあたり方です…


■無垢床フローリング(単層フローリング)

天然木をそのまま加工したものです。

いわゆる無垢材といわれるもの。

素材は、ナラ、タモ、パイン、ブナ、ヒノキなどたくさんあり、フローリングとして一枚一枚張っていくものです。

一般的に、価格は複合フローリングよりも高価ですが、本物ならではの「よさ」が何といっても魅力です。

合板フローリングに比べ傷が付きやすいですが、表面の傷も味わいのひとつです。

最近では、輸入品も多く出回っていて、素材的にも価格的にもいろいろなバリエーションが増えてきています。

現在、木質フローリングのシェアとして複合フローリングがそのほとんどを占めていますが、
最近では木材の質感や足触りを重視した無垢の床が人気なのです。

新築一戸建てや住宅リフォーム時などに無垢床フローリングを取り入れるケースが増えているんです。

家族の思い出になる無垢床フローリングの傷

基本的に複合(合板)フローリングは木に伸び縮みがなく、傷も比較的つきにくい特徴があります。

無垢フローリングの場合は伸び縮みがあり、さらに硬い木でも物を落とすとへこんだり傷が付きやすいのが特徴です。

でも勘違いしないでくださいね。

無垢床フローリングに付いた傷、

傷は将来必ず風合いの感じられるとても雰囲気のあるものに生まれ変わります。

たとえば無垢床のフローリングを張っている飲食店などに行った時に、傷が結構入っている店がありますよね。

でもそれが店の「いい雰囲気」や「いい味」を引きだす要素になっています。

床に傷があるからといって、お客さんに不快感を与えるでしょうか?
売り上げに影響があるでしょうか?

そんなことありませんよね。

むしろ、趣のある店構えとして評価されるはず…

これはもちろん一戸建てなどの生活する場所でも同じことなのです。

無垢床フローリングの「傷」を精神的な部分で少し違った感覚で見てみてください。

つまり、「傷がついて汚くなっていく」ではなく「傷がついて、だんだんいい味になってきている」とう感覚です。

そうすると無垢フローリングに対するイメージが随分が変わるものです。

特に子供が小さい時なんかは、しょうがないですよね。

割り切りです。

でも子どもが大きくなると、その傷は家族にとっていい思い出になるでしょう。

もし気になるのであれば、無垢床フローリングの表面を削る方法だってできるんです。

そうすると新品のように無垢材が蘇ります。

まずは無垢材を使用しているフローリングに対して、「傷が付くことが悪い」というイメージを捨てることなのです。

フローリング選びの簡単な方法

健康的な住まいを設計するなら、やはり無垢床フローリングが最適です。

無垢床の良い点は、足触りが良いということにつきます。

具体的には、合板フローリングのように夏はペタペタくっつきません。

さらに調湿作用があるので、適度に湿度を吸ってくれるのです。

複合(合板)フローリングは、施工が簡単で掃除しやすい、傷が付きにくいということ
です。

でもその反面、冷たい、いずれまた張り直さなければならない、ついた傷がなおらない、調湿性能がないということです。

無垢床フローリングにいいワックス

無垢材フローリングに使用するワックスには、汚れ落としとツヤ出しが同時にできるものと、少し手間のかかる樹脂ワックスがあります。

代表的なものとして、リボスやオスモカラーなどの自然塗装系のものがあります。

ワックスをかける頻度は、3ヶ月に1度の間隔が理想です。

初心者であれば簡単なタイプを月に1回程度、
ワックスがけに慣れている人なら、樹脂タイプを3~6ヶ月に1回程度
かけるとよいでしょう。

大まかな手順は次のとおりです。

(1)掃除機やモップでゴミやホコリをとる
(2)固くしぼった雑巾で床全体を水拭きする
(3)床が完全に乾いたらワックスをかける

です。

直接肌に触れる部分なので、使用するワックスは自然素材のものがベストです!!

最近は環境や健康への意識の高まりから、蜜蝋ワックスや植物性油脂を原料にしたワックスなどが市販されています。

キチンと手入れすれば無垢床フローリングにツヤと風合いが増してきます。

そして間違いなく年々美しくなっていきます。

フローリングを選ぶ簡単な方法

健康的な住まいを設計するなら、やはり無垢床フローリングが最適です。

無垢床の良い点は、足触りが良いということにつきます。

具体的には、合板フローリングのように夏はペタペタくっつきません。

さらに調湿作用があるので、適度に湿度を吸ってくれるのです。

複合(合板)フローリングは、施工が簡単で掃除しやすい、傷が付きにくいということ
です。

でもその反面、冷たい、いずれまた張り直さなければならない、ついた傷がなおらない、調湿性能がないということ。

これが複合(合板)と無垢材の決定的な違いです。

家族の思い出になる無垢床フローリングの傷

基本的に複合(合板)フローリングは木に伸び縮みがなく、傷も比較的つきにくいのですが、無垢フローリングは伸び縮みがあり、さらに硬い木でも物を落とすとへこんだり傷が付きやすいのが特徴です。

でも勘違いしないでくださいね。

無垢床フローリングに付いた傷は、将来的に必ず風合いの感じられるとても雰囲気のある傷に生まれ変わります。

たとえば無垢床を張っている飲食店などに行った時に、傷が結構入っている店がありますよね。

でもそれが店の「いい雰囲気」や「いい味」をだす要素になっています。

店にあるその傷は、お客さんに不快感を与えるでしょうか?
売り上げに影響があるでしょうか?

そんなことありませんよね。

むしろ、趣のある店構えとして評価されるはず…

これはもちろん一戸建てなどの生活の場所であっても同じことなのです。

無垢床フローリングの「傷」を精神的な部分で少し違った感覚で見てみてください。

つまり、「傷がついて汚くなっていく」ではなく「傷がついて、だんだんいい味になってきている」とう感覚です。

そうすると随分イメージが変わるはずです。

特に子供が小さい時なんかは、それでしょうがないですよね。

子どもが大きくなると、その傷は家族にとっていい思い出となるでしょう。

もし気になるのであれば、無垢床フローリングの表面を削る方法だってできるんです。

そうすると新品のように無垢材が蘇りますよ。

まずは無垢床フローリングに対して、「傷が付くことが悪い」というイメージを捨てることなのです。

無垢床フローリングにいいワックス

無垢材フローリングに使用するワックスには汚れ落としと、ツヤ出しが同時にできるものと、少し手間のかかる樹脂ワックスがあります。

ツヤ出しができる代表的なものとして、リボスやオスモカラーなどの自然塗装系のものがあります。

ワックスをかける頻度で、理想的なワックスかけの間隔は3ヶ月に1度くらいです。

初心者であれば簡単なタイプを月に1回程度、
ワックスがけに慣れている人なら、樹脂タイプを3~6ヶ月に1回程度
かけるとよいでしょう。

大まかな手順は次のとおりです。

(1)掃除機やモップでゴミやホコリをとる
(2)固くしぼった雑巾で床全体を水拭きする
(3)床が完全に乾いたらワックスをかける

です。

直接肌に触れる部分なので、使用するワックスは自然素材のものがベストです!!

最近は環境や健康への意識の高まりから、蜜蝋ワックスや植物性油脂を原料にしたワックスなどが市販されています。

キチンと手入れすれば無垢床フローリングにツヤと風合いが増してきます。

そして年々美しくなることは間違いありません。

フローリングの種類と特徴

■複合フローリング

合板フローリングともいわれていて、広く普及しているフローリングです。

合板の表面に薄く削った天然木の単板(突き板)を張ったもので、

その天然木の厚さは0.3~1㎜程度。

2~3㎜程度の高級品もありますが、合板と合わせた板厚は12~15㎜といいうのが一般的です。

この合板フローリングの一番の特徴、

それは強度が高いということ。

また、色味や機能(傷への強さや遮音性など)、価格帯のバリエーションが豊富で、施工しやすいというメリットもあります。

また、単板(突き板)の厚い方が、溝も深く木目が鮮やかなので見栄えはいいです。

どの程度、見栄えが違うかは光や照明によって違いますが…



■無垢材フローリング(単層フローリング)

天然木をそのまま加工したものです。

いわゆる無垢材といわれるもの。

素材は、ナラやタモ、パイン、ブナ、ヒノキなどなどたくさんあり、当然、一枚一枚張っていくものです。

一般的な価格は複合フローリングよりも高価ですが、本物ならではの「よさ」が何といっても魅力です。

合板フローリングに比べ傷が付きやすいですが、表面の傷も味わいのひとつです。

最近では、輸入品も多く出回っていて、素材的にも価格的にもバリエーションが増えてきています。

現在では、複合フローリングが木質床材の9割以上を占めています。

しかし最近では、木材の質感や足触りを重視した無垢材が人気です。

新築一戸建てや住宅リフォームなどに無垢床フローリングを取り入れるケースが増えているんです。