家族の思い出になる無垢床フローリングの傷

基本的に複合(合板)フローリングは木に伸び縮みがなく、傷も比較的つきにくい特徴があります。

無垢フローリングの場合は伸び縮みがあり、さらに硬い木でも物を落とすとへこんだり傷が付きやすいのが特徴です。

でも勘違いしないでくださいね。

無垢床フローリングに付いた傷、

傷は将来必ず風合いの感じられるとても雰囲気のあるものに生まれ変わります。

たとえば無垢床のフローリングを張っている飲食店などに行った時に、傷が結構入っている店がありますよね。

でもそれが店の「いい雰囲気」や「いい味」を引きだす要素になっています。

床に傷があるからといって、お客さんに不快感を与えるでしょうか?
売り上げに影響があるでしょうか?

そんなことありませんよね。

むしろ、趣のある店構えとして評価されるはず…

これはもちろん一戸建てなどの生活する場所でも同じことなのです。

無垢床フローリングの「傷」を精神的な部分で少し違った感覚で見てみてください。

つまり、「傷がついて汚くなっていく」ではなく「傷がついて、だんだんいい味になってきている」とう感覚です。

そうすると無垢フローリングに対するイメージが随分が変わるものです。

特に子供が小さい時なんかは、しょうがないですよね。

割り切りです。

でも子どもが大きくなると、その傷は家族にとっていい思い出になるでしょう。

もし気になるのであれば、無垢床フローリングの表面を削る方法だってできるんです。

そうすると新品のように無垢材が蘇ります。

まずは無垢材を使用しているフローリングに対して、「傷が付くことが悪い」というイメージを捨てることなのです。