無垢フローリングはワックスをコツコツと塗ることで、小さなキズなどをある程度防ぐことができます。
無垢フローリングは合板フローリングと違い、サンドペーパーで擦ったり、アイロンでへこみを修復したり、どうしようもないくらいにキズやへこんだ箇所が目立ってきても、無垢フローリングであることを割り切れば、まだまだ使えるかもしれません。
しかし、使っているうちにますますキズやへこみはついてしまうもの…。
ただ、そういう時は無垢フローリングの張替えも視野に検討してみるといいかもしれません。
特に、キッチンやリビングのリフォームの際などは、新築時から変わらないインテリアなども一掃して、新しい雰囲気の無垢フローリングに張替えることもおすすめです。
無垢フローリングを張り替えるには、解体して張替える方法や、重ね張りの方法があります。
既存のフローリング床を張り替える場合は、すでにある下地の上に新しい無垢板を貼って仕上げますが、湿気で下地材が傷んでいたり、無垢板厚の違うものを貼る場合に生じる段差を解消しなくればいけません。
その場合、下地そのものを取り替える必要があることもあります。
そういう場合は若干の出費もありますが、下地材から新しくやり変えたほうが無難です。
一方で、「重ね貼り」は、既存フローリングの上に12mm程度の薄い無垢フローリングを重ねて張る工事です。
比較的簡単に工事ができ、費用も抑えることができます。
最近では、無垢フローリングの部分張替えも可能になっています。
床のキズやへこみが部分的に生じて、他の場所はきれいなままの場合は、無垢フローリングの部分張替えを検討するといいかもしれません