床暖房用の無垢フローリングを選ぶ際の注意点


床暖房を自然素材で…
新築一戸建ての際に、無垢フローリングを使用した床暖房を採用するケースがあります。
最近では新築される家の半分くらいは、リビングダイニングキッチンに床暖房を採用されるケースが多くなっています。

床暖房用の無垢フローリングを選ぶ際には、いくつかの注意点があります。
それはまず、無垢フローリング材の基材の含水率がしっかりと下げられているものを選ぶことです。
無垢材は木そのものですから、合材と違い生きています。
つまり、乾燥収縮を起こすので無垢フローリングに反りが生じてしまいます。
原因は無垢材そのものに含まれている水分です。

このような床暖房用として無垢材を選ぶ際は、含水率8パーセント程度のものを選ぶことが一つの目安です。

この8パーセントより低すぎても高すぎても問題が生じてきます。
どんな問題かというと、含水率が低すぎると熱源から無垢フローリング表面がなかなか昇温しなかったり、高すぎると反りが大きくなってしまう…
そんな無垢材本来の問題があります。
特に最近人気の広幅サイズのタイプは床暖房用でも伸縮しやすいので注意が必要です。