無垢フローリングを最も美しい状態に保てるワックスかけとは?

無垢材本来の性質を活かすために…
無垢フローリングワックスかけって、どのくらいの周期でやればいいのかご存知ですか?

普通の一戸建て住宅の床材なら約3か月~半年に1回…
これがワックスがけのおおよその目安です。
店舗なら1か月ごとがいいでしょう。
そうすれば無垢フローリングの美しい肌の状態が長く保てます。

ただし、このような定期的なワックスがけ以外でもやった方がいい時があります。
それは無垢材の床表面に異常が出たときです。

具体的にいうと…
・木材の表面に微細な亀裂、毛羽立ちなどが目立ってきたとき。
・撥水性やツヤがなく、木地の色がでてきたとき。
・カビや汚れなどにより、外観が悪くなってきたとき。
このような症状が出たときは、ワックスがけのサインです。
ですから、速やかに無垢フローリングをワックスかけすることをおススメします。

おすすめの自然ワックスはいろいろあります。
ネット等で情報を調べることが一番いい方法です。
ラッペンワックス(ドイツ製)
蜜蝋ワックス(日本製)
OSMO(オスモ)ワックスクリーナー(通常メンテナンス)
OSMO(オスモ)フロアークリーナー(再塗装)
などの自然系ワックスがおすすめ…

注意すべきことは、水性ワックスクリーナーを絶対使用しないこと。
水で希釈するタイプのものです。
水は無垢フローリングにとって天敵…
だから絶対に水の入ったクリーナーで汚れを落とさないことが大切です。

また、無垢フローリングに使用されるワックス系の中で自然・健康オイルワックスというものがあります。
自然・健康オイルワックスの成分は、ほぼ植物など自然素材から構成されているもの。
有害物質を一切含みません。
環境と人に優しい塗料です。
特徴的なのは、従来のウレタン塗装などと違って塗膜を作るないこと。
だから、木の呼吸を阻止しないんです。

自然系オイルワックスは木そのものに浸透して、よくなじみます。
木の持つ自然な風合いをいつまでも保ち続けることができる…
そんなワックスです。

そのほかに室内空間の湿度を一定に保とうとする性質もあります。
自然系のオイルワックスを塗布した無垢フローリングの空間は、とてもやさしい快適な雰囲気を作り出すことができます。
臭いもいいし…

このような自然系オイルワックスも、やっぱり定期的な正しいメンテナンスがお勧めです。