最近は、新築一戸建てやマンションリフォーム時などで自然素材や天然無垢材の使用が人気ですよね。
床材に無垢フローリングが使われるのもそんな理由の一つ。
でも、無垢材の特徴や性質をあまり理解せずに施工やメンテナンスをしてしまっている…
そんなケースがたくさんあります。
どういうことかというと…
例えば無垢フローリングの傷を恐れて、水性ワックスをかけたり、コーティングをしたり…
無垢材がもつ本来の自然回復力を活かしきれていない。
そんな誤ったメンテナンスを施してることが多いのです。
確かに自然素材の無垢材を床に使うと、どうしても傷・汚れなどが気になりますよね。
でも大丈夫。
そんな時に一番おすすめするメンテナンス方法は、天然オイルワックス(オスモ仕上げなど)で仕上げること…
無垢フローリングにとって、これが最も簡単で最良な仕上げ方法なのです。
なぜなら…
オイルワックス仕上げ(オスモ仕上げ)は、木に浸透するタイプでウレタンや水性ワックスのように塗膜を形成しません。
だから表面に傷や汚れができても、補修が誰でも簡単にできます。
これがオイルワックス仕上げの最大の特徴なのです。
物を落とした時など、無垢フローリングはへこみます。
でも自分で補修すれば、ある程度回復させることができるのです。
無垢材は自然回復します。
これがワックスやウレタン塗装を表面に施してしまうとそう簡単にはいきません。
考えてみると無垢フローリングは最もメンテナンスしやすい床材なのかもしれません。