無垢フローリングを初めてお手入れする際に失敗しないコツ


無垢フローリングのお手入れは、塗料を塗れば塗るほどいい…そう考えている方が多いかもしれません。
しかし、実際は一般住宅の場合、年に1度を目安に再塗装のお手入れをするのが理想的です。

理由は、無垢材が吸収できる塗料の量には限りがあるからです。

それ以上に塗料を頻繁に塗ってもべたつくだけで、あまり意味がありません。
かえってシミや汚れがつきやすくなってしまうので、逆効果です。

再塗装するには、ある程度の期間は空けてから塗装しましょう。

しかし、キッチンや洗面台周りなど、汚れが特に気になる場所については、半年に1度くらいを目安にお手入れすれば、よりきれいな状態を保つことができます。

家具の下やお部屋の隅の方など、塗装がとれにくい部分で気にならないようであれば、大きな家具を移動してまで再塗装する必要はありあせん。

よく歩くリビングや階段部分など、拭き掃除をする部分は塗料がとれやすいものです。
無垢フローリングの表面が乾いた感じになり、汚れがつきやすくなってますので、そのような部分を重点的に塗装がけすることをおすすめします。

無垢フローリングを初めて塗装する際や初めてお手入れする際は、誰でも上手にできるか不安に感じるものです。
でも、コツさえつかめば誰でも失敗なくお手入れすることができます。

再塗装で失敗してしまう多くの場合は、塗料の塗りすぎや乾拭きを怠ったことによるべたつきです。

お手入れをきれいに仕上げるためには、塗料やオイルなどを少量を薄くすり込むことと、べたつきがなくなるまでしっかりと乾拭きすること…
これが重要ですから、しっかり行うことを心がけましょう。

>無垢フローリングの表面に毛羽立ちが生じた場合の手入れ方法