無垢フローリングには各種樹脂塗装が施されます。
空気に触れないようにして木材特有の狂いや割れを防ぐ表面保護の処理として、ポリウレタン樹脂で覆うウレタン塗装もありますが、これでは自然素材特有の、肌触りのよさ、感触、香りなどがなくなってしまいます。
フローリングの上を素足で歩く…
そして素足の心地よさを感じる…
これは重要な部分だと思います。
本来の木材という意味では、自然な風合いを残したままの塗装系をフローリングに塗る方がいいと思います。
そのような仕上げ方法として、より自然な状態で木材の風合いに触れられるのが、より薄い塗膜と自然に乾燥していくオイル仕上げです。
一度、オイル仕上げをした木材の表面は、しばらくの間、オイルで薄い塗膜を作ってフローリング自体を保護してくれます。
また、日本の気候や風土から、フローリング木材に湿気を含ませないためにはこまめなお手入れが必要だと思います。
オイル仕様であれば、自宅で簡単にオイルを塗ることができますし、何といってもお手入れが簡単です。
最近では、先進国のインテリア家具にも、オイル仕上げが見直されてきているようですから…
オイル仕上げのための材料や仕上げの手間は、決して高級な仕上げ方法でははありません。
自宅で行う無垢フローリングのメンテナンス作業として、傷の修復や定期的なオイル塗布などがありますが、あまり手間がかかりません。
とても簡単なのです。
>無垢フリーリングをオイル仕上げする時の注意点