無垢材の羽目板を壁や天井に貼ることで癒しの空間がグッと向上します


無垢フローリングの心地よい肌触りは住んでいる家族に癒しを与えてくれます。
でも、寝室や個室のお部屋のインテリアや癒し空間を、さらにプロデュースさせることのできる方法があります。

それは羽目板を無垢仕様にすることです。
無垢材の羽目板を壁や天井に貼ることをおすすめします。

羽目板とは、外壁・内壁・天井に用いられる、平坦に張った板のことです。
通常のフローリングよりは厚さが薄く、8ミリ~12ミリなのでとても貼りやすいのが特徴。
もちろんこの羽目板に無垢フローリング材を使用して壁にはることもできますが、羽目板仕様のほうが軽くて貼りやすいのです。

無垢材の羽目板には、クロスや漆喰にはない、白すぎない空間や独特の暖かさが生まれますし、汚れたら、硬く絞った雑巾でふけます。
また、紙ヤスリで削ることもできますから、メンテナンスには最適の部材だと思います。

また、壁、天井だけでなく、押入れやクローゼットの中や、家具の背板などにも使用できます。
壁全体ではなく、腰壁としても使えます。

杉や桧、さわらなどの無垢羽目板だと、低価格でも高品質の羽目板がたくさん流通しているので、求めやすいかもしれません。
無垢材の羽目板の価格で杉の羽目板(特1等)だと、約1坪で6000円からが通常の流通相場です。

天井や壁に使われる羽目板においては、杉、桧、槙(まき)、さわらなどが一般的ですが、樹種と節の少ない無上小などもおすすめです。