限られた予算で無垢フローリングへリフォームするコツ


昔は新築一戸建ての新しいフローリングでも、築十数年が経つと思うことがあります。
今年こそはキッチンの床をリフォームしたい…
そう考えている方々も多いはずです。

でもキッチンの床をリフォームするといっても、果たしてどこから手を付ければいいのかわかりません。
そしていくらの費用がかかるのか…

それが実情ではないでしょうか。
そのままでは満足できるキッチン床のリフォーム計画がなかなかできないもの。

その際に、施主としてまず検討すべきことがあります。
基本的な工事費の概算を理解しておくことです。

これがフローリングリフォーム時には大切です。
そうすれば、設計や施工に携わる方達と同じスタンスで話ができるようになるからです。

その結果として、質の高い床リフォーム工事を完成させることもできます。

では、キッチンとダイニングの空間全体をいくつかのブロックに分けて、どんなリフォーム工事が必要か、どれくらいの費用がかかるか、少し紹介します。
詳細な仕様までの金額は表現できませんが、キッチンリフォームの一つの目安となりますが、実はこの金額は我が家のフローリングリフォームを主体とした費用です。

キッチンとダイニングの間取りスペースがおよそ10畳のスペースとすると…
その仕様はこうです。

○床を板厚15㎜のナラ無垢フローリング 260,000円
○10畳全体を床暖房(電気式ガスまたは温水式)にする 420,000円
○床のクロス張りを直す  125,000円
○パントリー食品庫を置く 300,000円
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トータル1,105,000円

内装工事には、解体撤去や残材処理の費用、その他にリフォーム会社の諸経費も含まれます。
リフォーム工事も、このように内訳費用をだしてみると、どこをどれだけすればいいのかを自分で選択できます。

例えば100万円という限られたリフォーム予算でも、ここはぜひやりたいとか思う工事範囲がはっきりしてくるわけです。
限られた予算でも、理想の無垢フローリングへのリフォームは可能なのです。