無垢フローリングの色を選ぶ時の心得とは…


無垢フローリングの色で悩んでいる方々を多く見かけます。
インテリアコーディネイトについて、殆どの人は自分で今まで見慣れたカラーコーディネートが一番だと思っていますから、見慣れない色を選んでいいのかと言うポイントで悩むのです。

なぜかというと、長年見慣れてしまっていて、その色が身についてしまっているからにすぎません。
自分の住み慣れた環境や色が違ってくると、人は一種の拒否反応を示してしまうのだと思います。

無垢フローリング材の色が、バーチやカリンやウォールナット材などのブラウン系で濃いものだと「掃除が大変」「すぐ汚れる」…
そう連想してしまうことも1つの原因だと思います。

でも、気にしないで下さい。
全然そんな事はありませんから。

長年の生活傷や汚れの条件は、どれも同じです。
むしろ、暗い色は毎日の衣類関係から出る「もやもやゴミ」や「ほこり」をはっきりと目立たせますし、掃除がしやすい…
そんな便利な時もあります。

無垢フローリングの色は、あくまで個人の好みの問題だと思います。
「この色の方がいい」というのも客観的な色の判断ですから、それが正しい色の選択かというと必ずしも「正解」とは限りません。
逆に、「この色はダメ」というのはあくまで「好き・嫌い」のことです。

無垢フローリングの色を選ぶ時は、無難な色の組み合わせが一番いい方法です。
すべての床を同一にするのではなく、お部屋の雰囲気に合わせて部屋ごとに無垢フローリング材の色を変えてみることもいい方法だと思います。

家族みんなが集まるリビングなどの1階は、統一感を出すために無垢材色は変えない方がいいと思います。