最近の合板フローリングには、抗菌や低ホルムアルデヒドといった、機能が備わっているものも見かけます。
加工方法や表面塗装の工夫などで、さまざまな加工が施されているのです。
でも、無垢フローリングには無垢材自身に人に有害な細菌やカビ・ダニなどいった物質を浄化してくれる機能があることをご存知でしょうか?
昔の日本の住まいには、夏に快適に過ごせるように風通がよくなるような機能が備わっていました。
しかし、最近の住まいは気密性が非常によくなっています。
それが原因で、そのままでは空気がこもりやすい空間にってしまっているのです。
湿気がたまりやすい…
つまりこれは、細菌が繁殖しやすい環境ができてしまっているという意味です。
通常の合板フローリング床などでは、大腸菌・黄色ブドウ球菌などの細菌が繁殖しやすい。
直接、肌がふれる機会が多いので感染する可能性だってあるのです。
特に、心配なのが小さなお子さまやペットがいるご家庭です。
床に食べこぼしや、おしっこなどをこぼすことがありますよね。
これが原因で細菌が繁殖しやすくなってしまうので、要注意です。
無垢フローリングはフィトンチッドという物質を発生させます。
このフィトンチッド、実は抗菌・防虫効果があることをご存知でしょうか?
無垢フローリングに備わっているフィトンチッドは、さらに森林浴をしたときの爽快感もあります。
澄んだ空気の中にほのかな森林の香り…
実はこの森林浴のすがすがしさは、森林に漂う空気に秘密があるのです。
森林浴が体にいいとされている一つには、本来無垢の木が外敵から身を守るために作り出す、フィトンチッドという物質が影響していることが確認されています。
つまり、木が自分の身を守るために作るフィトンチッドという部物質は、人に有害な細菌やカビ・ダニなどの抑制の他に森林浴効果も発揮する機能が備わっているのです。