新築マンションや中古マンションの住まいに、無垢フローリングの床材を使用したい…
そう考えている人は意外と多いものです。なぜなら、マンションの床に無垢フローリングを使用すると、室内の心地よさが全然違うものになるからです。
しかし、リフォーム施工業者にお願いしても、ほとんどの業者は「マンションで無垢フローリングは使いえない…」
そんな回答しか返ってきません。
これが今の現状です。
なぜ、
マンションで無垢フローリングを使用できないのか…
その理由をご存知ですか？それは遮音性能にあります。
マンションなどの集合住宅では、マンション管理組合が床材の遮音性能というものをあらかじめ決めています。
それは下の階の住民との騒音トラブルを避けるためです。
ですから、マンションの床材には規定以上の遮音性能が必要なのです。
床材の遮音性能には、Ｌ値という騒音レベルが使われますが、マンションではこのＬ値が45レベル以下でないと床材として使用することが難しいとされています。
通常の無垢フローリングは、合板フローリングと比較すると、どうしても遮音性能が落ちてしまいます。
このことが、マンションなどの集合住宅で無垢フローリングを使用できない理由です。
実はこれまでにも、Ｌ45遮音性能をもった無垢フローリング材の商品はありました。
でもこれらは実測レベルであり公の機関の認定を受けたという商品ではなかったのです。
しかし最近、無垢フローリングに使用できるL45対応の遮音マットがでました。
それはＬ-45遮音マットといわれるもの…
このＬ-45遮音マットを敷けば無垢フローリング材でもＬＬ45（軽量床衝撃音）と同等の遮音効果を達成することができます。
ですから、マンションのお部屋にも無垢フローリングを敷くことがでるようになるわけです。
みなさんもマンションで合板フローリングには無い、無垢フローリングの自然の木の暖かさ・耐久性を実感してみてください
ね。