無垢材が持つ特徴を生かした無垢フローリングのメンテナンス方法とは?

無垢フローリングの木は呼吸をしています。
ですから、お部屋の調湿作用があるのです。

では、普段のメンテナンスでどのようにすれば、そのような自然の木が持つ特徴を生かすことができるのでしょう。
そんなメンテナンス方法をご紹介しますね。

まず、汚れが無垢フローリングに染み付いた時です…
ワックスクリーナーを汚れた部分に適量にたらして、スチールウールなどの目の細かいパッドで軽くこすり付けます。
そうすると大体の汚れが取れて、ツヤも前のままです。
スチールウールがなければ、「激落ちくん」などのメラミンスポンジがおすすめ…

引っかき傷ができた時…
浸透性のあるオイル仕上げになっている無垢フローリングですから、傷自体をなくすためにはサンドペーパーをかける必要があります。仕上げは同様のオイルをしみこませることで、ほとんどのは目立たなくなります。

物を落とした時にできる凹み…
無垢材の硬さにもよりますが、比較的柔らかいフローリング樹種であれば、濡れタオルをへこみの部分にあてて、アイロンを20秒程度あてます。
そうすることで、見事に凹みが修復できますから。
オイル仕上げされた無垢フローリング材は、木の呼吸を妨げません。
濡れタオルにあてることで、木の本来の特徴である調湿作用が働いて、濡れタオルから湿気を吸います。
そうすると凹みがある程度戻るわけです。

このようなメンテナンス方法はあまり知られていません…
自然の木は本当に素晴らしいものです。
木が持つ本来の特徴を生かすことで、容易にメンテナンスができますから…

普通の水性ワックスだとこうはできません。
せっかくの無垢フローリングです。
できれば自然の無垢材に最適なオイル仕上げを採用しましょう。