無垢フローリング材を部屋に貼りたい!(その3)

無垢フローリング材を仮置きしましょう。

その際に気になるのが湿気。
その対策として、先にフローリング用防湿シートを敷くことをおススメします。

フローリング材の端は「さね」と呼ばれる、凹凸の面で出来ています。
フローリングを並べる時は、この「さね」がきちんと組み合わさり、釘うちができるように並べ方を考えることが大切です。
フローリング材が壁面に当たってしまうような箇所は、「さね」をのこぎりでカットします。
きっちりと、フローリング材が組み合わさるように並べて、フローリングの辺に「あて木」をしていきます。
この「あて木」は名刺2枚分ぐらいの隙間です。

特に注意が必要なのが壁際。
壁際にフローリングを置く際は、壁際と5mm程度の間隔を空けます。
これはある程度の伸縮に対応できるようにさせるためです。
壁際の隙間は最後に巾木で隠すことになります。

仮置きがある程度済むと、無垢フローリング板の最後の一枚分が半端なサイズになります。
必要な寸法を測定して、フローリング材をのこぎりでカットするわけですが、ぎりぎりだと入れにくいですよね。
だから巾木を使う場合は5mmぐらいの隙間が出来るようにカットします。
巾木を使わない場合は、ピッタリとくるように慎重にカットすることをおススメします。

そしてこの切り取ったフローリング材は仮置きしないで下さい。
一度置いてしまうと取りはずすのが、とても困難ですから…

これでフローリングを貼るまでの準備ができました。