無垢フローリング材を部屋に貼りたい!(その2)

根太(ねだ)を使って、下地のかさ上げをします。根太材は45mm以上の角材を使用します。

そして根太(ねだ)の上に捨て板を貼ります。捨て板には、12mm以上のコンパネを使用します。

根太(ねだ)を引かずに直接捨て板でもOKです。捨て板の上にフローリング材を貼ることになりますので、フローリング材を含めた全体の高さが敷居高と同じ高さになるように調整します。

根太(ねだ)は30cm間隔で、取り付けます。部屋の長い辺と垂直になるように、角材をはわし、釘又は木ビスで固定します。

根太(ねだ)の上に捨て板を貼ります。根太(ねだ)の中央に捨て板の端がくるように置いていきビスで固定します。

ビスの頭が出ないようにインパクトドライバーで強めにねじ込みます。

根太(ねだ)を簡単に施工をするには、プラ木レンを使うと便利です。

和室から洋室にリフォームする際、畳の厚さは、大体55mmですので、55mm分のかさ上げが必要です。プラ木レンならH=31mm~40mmタイプがあります。 捨て板には12mmのコンパネを敷きます。その上にフローリングを敷きます。

床を上げた分、すきまが空洞になり音が反響する場合がありますが、L45遮音フローリングを使うことで、幾分か回避できると思います。
又、マンションの場合は、遮音性能についての規定があることもあります。
尚、根太を引くメリットは、隙間部分に断熱材を入れることができます。