無垢材には意外な一面があるの。
無垢材は虫から嫌われるってこと。
例えば、有名な青森ヒバはヒノキチオールという物質が含まれてるわ。
このヒノキチオールは、防虫や抗菌の効果があるので、ダニやシロアリを寄せつけないのよ。
仮に、床材にダニが潜んでもダニの増殖を抑制してくれるのよ。
また、「簀の子」によく使われる「桐」も代表格だわ。
桐材、特に乾燥した桐材はとっても腐食に強くて、虫が付きにくい材料なの。
桐の抽出成分の中に、パウロニン、セサミン等といった虫を寄せ付けない成分が多量に含まれているらしいの。
そうなると、家のフローリング材としても使えるわよね。
しかも、価格も意外とお安い。
なぜかというと、桐は木の成長はとても早くて、だいたい樹齢20年くらいで材料として使われているわ。
これが杉だと80、松で40年かかるっていうから、うなずけるわよね。
桐の無垢材フローリングパワーを感じると、桐という日本固有の文化についても、少し見直せるかも…