もし無垢板表面に毛羽立ちが生じたしまった場合の対処方法


無垢フローリングに自然塗料を塗る前、使用方法の通りにサンディングをしっかりしていても、自然塗装したフローリングはある程度時間が経つと、毛羽立ちが生じてきます。

毛羽立ちとは、無垢材の表面に浸み込んだ水分が乾燥する際に、同時に木の繊維も持ち上げてしまうことです。
無垢材表面がザラザラした感触になってしまいます。

メープル材やチェリー材のように色が白色ホワイト系の無垢フローリングだとあまり目立ちませんが、ウォールナット材のように濃い木材の場合は、毛羽立ちが白く目立つことがありますので注意が必要です。

毛羽立ちの程度には無垢材の硬さや塗料の種類などの違いがありますが、無垢材には必ずけばだちが発生するということを理解しておいたほうがいいと思います。

では、このけばだちが発生してしまったらどうすればいいのかご説明します。

この毛羽立ちは、無垢フローリング表面にある簡単な作業を施すことで表面を滑らかにすることができます。

用意するものはパンストと布切れの2つです。
メラミンスポンジでも構いません。

まず、パンストの中に布切れを入れ、これを使ってけば立っているフローリングの表面を磨きます。

この方法で表面を磨くと、ほとんどのけば立ちを抑えることができますし、表面をツルツルにすることができます。

さらにその後にやっておきたい処理として…
無垢材表面を磨いたあとに蜜蝋ワックスを塗っておけば、以後、けばだちが生じにくくなりますから、是非おすすめしたい方法です。

>無垢フローリングの表面に毛羽立ちが生じてしまう原因