クリ(栗)は落葉性高木で、高さ17m、幹の直径は80cm、あるいはそれ以上になる高木です。
クリは辺材と心材で明らかに異なった性質があり、辺材は割合幅が狭く色はやや褐色を帯びた灰白色で、心材の方は褐色です。
一般的にやや重くて堅い材料です。
そして無垢フローリング材の種類の中で、特に粘りのある特徴があるのが栗材です。
耐水性に優れ、もっとも保存性の高い木材のひとつですが、その上、重さ、硬さ、粘りも問題なく、土台や床材、デッキ材に最適です。
地域によっては構造材すべてをクリにするケースもあるほどですから…
利用の主流は内装用で、無垢フローリング材として人気のある材料の種類です。
落ち着いた重厚感がありますが、変形が起きやすいのでしっかり乾燥させることが肝心だと思います。
また、食べる栗の木と建材のクリが違うことをご存知でしょうか?
同じクリ同士で仲間ではありますが、実は樹種は異なりますから…
栗(クリ)
メープル
桐
コルク
パイン材
ヒノキ(檜)
サクラ(桜)
ナラ(オーク)
カリン(花梨)
ウォールナット
チーク
ウリン