和室にフローリングを敷く!?これって意外とあうかも…


和室は畳がメインな純日本風の伝統の間取りですよね。
でも、この畳の部屋をフローリングにリフォームしよう…
これは誰もが疑問に思うかもしれません。

畳フローリングという簡単な建材はあります。
ホームセンターでも売られていますが、単純に畳の上に敷くものです。
表面が木目模様のビニールで出来ているフローリングや、ベニアの上に薄くスライスした木の単板が貼ってある建材の「フロアパネル」がそうです。

でも、どうせやるなら天然無垢材の無垢フローリングを貼った方がいい。
この無垢フローリングが、意外にも和室の床の間や、仏間のお部屋にマッチします。
これは本当の話です。

そこで、和室をフローリング床にリフォームする場合のポイントをご紹介します。
そのポイントは色と艶…

畳の生活が減ってきた今、和室をフローリングにしたいという希望は増えていますが、壁や天井も全て洋風にするとなると、床だけの工事に比べてリフォーム費用は倍増してしまいます。
そこで床だけフローリングを敷くリフォームをするケースが増えているのですが、リフォームしたけど違和感のある部屋になってしまった…
そんな失敗談も結構多いのです。
こういったことがなぜ起こるかというと、選んだ床材の色や艶に問題があるからなのです。

通常、和室の畳を無垢フローリング材にリフォームする場合、柱や天井と色味を合わせた床材を選べば、和室全体を違和感なくまとめることができます。
実は本来、和室には板貼りの床がよく似合います。
床の間だってあるくらいですから…
ですから、畳の和室を無垢フローリングにリフォームする際に、カラーコディネートや艶を注意することで、上手にまとめ上げることができるのです。

一番手軽にコーディネートする方法は、無垢フローリング材の色を柱や天井の色とできるだけ合わせること…。
床の色をあまり艶感の強いタイプにしてしまうと、かえって床だけ浮いてしまいますから注意が必要です。
また、濃い色の床材にしたい場合、柱や枠回りを同色に塗装することがおすすめです。
和室の色合いや雰囲気が、趣へと変わっていきますから和室の質が上がっていきます。

このように自分にとって居心地の良い和室作りを一度考えてみませんか?