無垢材フローリングにどうしても起こってしまう反り!
いくら乾燥している無垢材を使用しても、年月が経つと平らな部分とますます反りが出てくる部分が出てくるわ。
これが「フローリングの反り」!
反りが起こることは珍しくないんだけど、この現象の原因は無垢材が十分に乾燥しきれていない証拠なの。
つまりこの反りは普通の現象。
逆に反りが起こる材は、本物の無垢材だと言えるわね。
でもこの反りが家の無垢材フローリングに起こった場合、住み手にとってはどうしても気になるわ。
我が家のリビングにはカバザクラの無垢フローリングを敷いてるけど、やっぱり反りが起こったわ。
反ったフローリングは、素足の踏み心地がどうしても気になるのよね…
起こってしまった反りへの対策はいろいろあるけど、まず1年間暮らしてみることね。
無垢材に含まれる水分と空気流の水分が、季節ごとに出入りを繰り返すの。
そうすると反りが直ることがある。
だから、すぐに手を付けるべきじゃないのよ。
春夏秋冬を経た後、無垢材は大きく反っているもの、平らなもの、大きく膨らんでいるものが出てくる。
1年を通してみて、どうしても気になるフローリングの「反り」にはカンナをかけるといいわ。
反りが発生したなんて、分からないくらい平らになるわよ。
ほとんどの無垢材フローリングは、最初の1年目に反りが出る。
それを削ってしまえば、それ以上の反りが起こる可能性は低くなるの。
このことに気を付けて、1年後の点検時に無垢フローリングの反り具合を見てみるといいわね。
無垢フローリングが反った状況を、あらかじめ写真に撮っておくことは、後々の判断材料になるのでオススメ。
無垢材っていう本物を使う以上、自然の摂理には逆らえない…
だから、無垢フローリングには反りが生じてしまう、このことをちゃんと理解しておけば間違った対処方法をとらなくてすむわね。